NHK Eテレ「まる得マガジン」魔法のびん調理レシピ(7)
(2022年2月9日放送)
レシピ:料理研究家、フードコーディネーター 市沢衣久さん
第7回目は、なんとカレーをびん調理で作ります。
ひき肉のカレーはびん調理に向いているんですって!
キーマカレー・材料(作りやすい分量)
- 合いびき肉:250g
- (A)
カレー粉:小さじ2
クミンパウダー:小さじ1/2
ウスターソース:大さじ1
塩:小さじ1/2 - にんにく:1かけ
しょうが:1かけ - たまねぎ:1/4個
赤パプリカ:1/4個
ピーマン:1個 - ガラムマサラ:少々
※煮沸可能なビン(スクリュータイプのフタ付き)を用意
キーマカレー・作り方(調理時間:約40分)
①ビンとフタを強火で沸騰させた湯の中に入れ、5分以上加熱する。ペーパーの上に逆さに置き、しっかり乾かしておく。
②にんにく、しょうがはみじん切りにしておく。たまねぎ、パプリカ、ピーマンも粗みじん切りにする。
③ビンの中に合いびき肉を入れる。次に(A)を入れて、お箸で肉をほぐしながら混ぜ合わせる。
④にんにく、しょうがを入れ、たまねぎ、パプリカ、ピーマンの順に層になるように入れてフタをする。(フタは少し緩めておく)
⑤鍋の底に布巾を敷き、中央にビンを置く。鍋に水を注ぐ。(ビンの中身が隠れる高さまで)
⑥中火で加熱して、沸騰したら弱めの中火にする。30分間加熱して火を止める。(途中湯が減ってしまったら加えながら)
⑦鍋からビンを取り出し、乾いた布巾にのせて粗熱を取る。
⑧冷めたらスプーンの背で押すようにして水分を出し、全体を混ぜ合わせる。
⑨ガラムマサラを加え、味が足りなければ塩を加えて完成です!
ポイント
スクリュータイプのフタ付きビン(煮沸可能なもの)を使う!
菌の繁殖、液モレが防げます。
びん調理の加熱は水から!
いきなりお湯に入れて、ビンが割れることがないように。
鍋の底に布巾を敷いて加熱!
ビンがグラグラせず安定します。
ビンのフタはきつく閉めない!
加熱するとフタが空きづらくなります。
ビンに入れる順番が大事!
ひき肉は一番下。野菜が一番上です。
野菜からたっぷりの水分が出てきます。
ガラムマサラは最後に加える!
熱で香りが飛びやすいです。
まとめ
本格的なカレーがビンで作れました。
火加減も関係なし、途中で混ぜる必要もなし、水分も加えてません。
このキーマカレーで作る料理をご紹介!
「キーマカレータコライス」
①ごはんに細切りにしたレタス(1~2枚)を広げ、トマト(1/4個)の角切りをのせる。
②キーマカレー(160g)をのせて、アーモンドスライス(適量)を散らして完成!
「キーマカレーうどん」も作れますね。
みなさんもぜひ「びん調理」挑戦してみてくださいね!
魔法のびんレシピ↓8回分の放送【まとめ】
