NHK Eテレ「まる得マガジン」
(2022年2月7日放送)
魔法のびん調理レシピ(5)
レシピ:料理研究家、フードコーディネーター 市沢衣久さん
第5回目は五目のもとの作り方。
簡単に混ぜごはんが作れるほか、アレンジ料理もご紹介してくれました。
五目のもと・材料(作りやすい分量)
- 水:3/4カップ
干ししいたけ(スライス):7g
切り干し大根:5g - にんじん:1/3本
れんこん:50g
油揚げ:25g - (合わせ調味料)
しょうゆ:大さじ1
みりん:小さじ1
砂糖:小さじ1
昆布茶(粉末):小さじ1/2
※煮沸可能なビン(スクリュータイプのフタ付き)を用意
五目のもと・作り方(調理時間:約45分)
①清潔なビンとフタは、強火で沸騰させた湯の中で5分以上加熱する。ペーパーの上に逆さに置き、しっかり乾かしておく。
②ビンに水を入れる。干ししいたけ、切り干し大根をキッチンバサミで細かく切りながら加える。10分水で戻しておく。
③にんじん、れんこん、油揚げは5mmほどの角切りにする。
④10分おいたビンの中に合わせ調味料、刻んだ③を加えてフタを閉める。よく振って味をなじませる。
⑤フタを閉め、少し緩めておく。
⑤鍋の底に布巾を敷き、中央にビンを置く。鍋に水を注ぐ。(ビンの中身が隠れる高さまで)
⑥中火で加熱して、沸騰したら弱めの中火にする。15分間加熱して火を止める。
⑦鍋からビンを取り出し、乾いた布巾にのせて粗熱を取る。
⑧中身をかき混ぜたら完成です!
ポイント
スクリュータイプのフタ付きビン(煮沸可能なもの)を使う!
菌の繁殖、液モレが防げます。
びん調理の加熱は水から!
いきなりお湯に入れて、ビンが割れることがないように。
鍋の底に布巾を敷いて加熱!
ビンがグラグラせず安定します。
ビンのフタはきつく閉めない!
加熱するとフタが空きづらくなります。
乾物を加える!
ほどよい食感のある五目のもとにします。
昆布茶を加える!
干ししいたけとともに、うま味の相乗効果が見られます。
良く振ってから加熱する!
ビンの中の味をなじませます。
まとめ
いろんな食材のうま味が合わさり、さらにおいしくなる「びん調理」
「五目のもと」は温かいごはんに混ぜるだけで、あっという間に混ぜごはんが作れます。
その他にも、いろんなアレンジができます!
「がんもどき」
①豆腐(1丁)、五目のもと(100g)、片栗粉(小さじ2)、塩ひとつまみを混ぜて丸形に成形。
②フライパンに油(大さじ3)を熱し、中火で両面4分ずつ揚げ焼きする。
「めかじきの五目あんかけ」
①五目のもとを加熱して片栗粉でとろみをつける。
②めかじきを焼き、上から①をかける。
みなさんもぜひ「びん調理」挑戦してみてください!
魔法のびんレシピ↓8回分の放送【まとめ】
