NHK Eテレ「まる得マガジン」
(2022年2月2日放送)
魔法のびん調理レシピ(3)
レシピ:料理研究家、フードコーディネーター 市沢衣久さん
第3回目はポテトマッシュの作り方。
マッシュポテトで作るグラタン、とってもおいしそうです。
マッシュポテト・材料(2人分)
- じゃがいも(男爵):中2個
生クリーム:1/2カップ - 塩:小さじ1/4
バター:10g
※煮沸可能なビン(スクリュータイプのフタ付き)を用意
マッシュポテト・作り方(調理時間:約25分)
①清潔なビンとフタは、強火で沸騰させた湯の中で5分以上加熱する。ペーパーの上に逆さに置き、しっかり乾かしておく。
②じゃがいもは皮をむき、小さめの角切りに切る。水の中に10分間浸してアク抜きする。ザルにあげておく。
③ビンにじゃがいも、生クリームを入れる。フタをしめて全体がなじむまで振る。最後に少しだけフタをゆるめておく。
④鍋の底に布巾を敷き、中央にビンを置く。鍋に水を注ぐ。(ビンの中身が隠れる高さまで)
⑤中火で加熱して、沸騰したら弱めの中火にする。25分間加熱して火を止める。(途中お湯が少なくなったらお湯を足す)
⑥しっかり加熱したら鍋からビンを取り出す。
⑦熱いうちに塩、バターを加えてフォークで混ぜる。めん棒に持ちかえて、ビンの中でじゃがいもをつぶす。
⑧お好みの食感になるまでマッシュしたら完成です!
ポイント
スクリュータイプのフタ付きビン(煮沸可能なもの)を使う!
菌の繁殖、液モレが防げます。
ビン調理の加熱は水から!
いきなりお湯に入れて、ビンが割れることがないように。
鍋の底に布巾を敷いて加熱!
ビンがグラグラせず安定します。
ビンのフタはきつく閉めない!
加熱するとフタが空きづらくなります。
じゃがいもは水に浸ける!
アク抜き、変色防止のため。
生クリームの代わりに牛乳でもOK!
生クリームの方が濃厚にしあがります。
鍋のお湯が少なくなったらお湯を足す!
加熱時間が長いので蒸発します。
全体的に火が通るように、お湯の高さをキープする。
まとめ
びん調理でマッシュポテトが作れます!
「ビンの中は狭いので、ラクにつぶせますよ」と市沢さん。
塩こしょうもビンの中でできて簡単です。
マッシュポテトで素敵なメニューをご紹介!
「ポテトグラタン」
①耐熱皿にマッシュポテトを平らに盛り、少量のマヨネーズをかける。
②たっぷりのチーズをかけ、トースターで5分焼く。焼き目がついたら完成です!
また、お好きな具材と牛乳を加えて煮込めば、
「ポテトとベーコンのミルクスープ」
塩こしょうだけのシンプルな味つけなので、いろいろアレンジが楽しめそうです。
マッシュポテトは温かいままでも、冷えてもおいしいそうです。
みなさんもぜひ「びん調理」挑戦してみてくださいね!
魔法のびんレシピ↓8回分の放送【まとめ】
